人類の体は、木に登ったり、ガゼル(草食動物)を追いかけたりするために進化した。
決して畑を耕したり、重い石を持ち上げたりするために進化したのではない。
ましてやデスクワークをするためでもない。
現代の生活では不具合が出て当然なのだ。
でも体の構造はそう簡単には変わらない。
だから『使い方』を工夫するしかなかったのだ。
それもやめてしまった今、これから自分に必要なことが本当にわかるのだろうか?
昔の人は本当にすごかった。そしてかっこよかったはずだ。
江戸末期に日本を訪れた外国人は、半裸の男たちの体を見て「まるでギリシャ彫刻のダビデ像のようだ」と書き残している。
その時と同じではなくても、僕たちにはいろいろできるはずだ。
そして近未来にサイボーグや生物工学などでいかに人類の形が変わろうとも、それに合った『体の使い方』を考えなければいけないことは変わらないでしょう。
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