舞はまるで、電気が抵抗の少ない方向へ流れるように、体が抵抗感の少ない方向へ流れ続けるような感じがする。
体の物理的な構造や、流れを勝手に変えようとする「意図や意識」に邪魔されない方向を探し続けて動いている。
上手く動けたときは意識はなく、雷が通り道を見つけて一気に電流が流れるような、水が堰を切ったように流れ出すような、ほとんど「自然現象」がそのまま出てきたという感じがする。
自然を上手く利用することは難しいことなので、それをしなければいけない時が来ないとやらないんだと思う。
なので、それをしなくても生きていける環境になればなるほど、その方法がわからなくなって初めからブレーキをかけるようになるんだと思う。
だから、なんでもないときに自分の自然を知ろうとする試みが大切。それは子供のときには誰もがやっていたことで、大人でも誰にでもできること。
ただそれを忘れているから、やり方を思い出したいときは僕のところに来てほしい。
みんなで一緒に思い出していけたらいいと思う。
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