甲野先生の公開講座は今回も大盛況でした!

初めての方も多い中ですぐできる体の使い方から最新の技まで、様々な体の使い方や人間の可能性を探る3時間でした。
僕も先生の打撃を封じるということを試みてみましたが、去年、一昨年くらいまでは結構防げてたのが今回はほとんど防げなくなっていました。
それを先生は「自分でやらない」とか、自分ではない何か大きなもの「something great」にやってもらうとか、より抽象度が増していましたが、その感覚というのはちょっとわかる気がします。
皆さんも「なぜかわからないけどできた」とか、「疲れがピークに達した時に上手くいった」といった経験ってないでしょうか?
意識してがんばってやっている時はうまくいかないけど、ふと無意識というか力が抜けたときに、自分でもなぜ上手くいったのかわからないけどできてしまったという経験。
今回の甲野先生の動きを体験して、先生のやろうとしていることというのは、いわゆる「無我の境地」というかスポーツなどで良く言われる「ゾーン」という状態に、まるでスイッチをon offするかのように自在に入れるようにすることなんじゃないかと感じました。
古武術においては「我ならざる我」や「夢想剣」といった、「無意識」について言及しているような記述が見られることからも、やはりこのあたりのことが実際の体の使い方にとって重要な事柄なんだろうと思います。
参加してくれた方々からは、甲野先生の講座でやったことの「復習の会」を開いてほしいとご要望がありましたので早速開催します!
4/16(土)15時~17時
静岡市南部体育館 柔道場 参加費3000円 定員約10名
こちらはFacebookのイベントページです。
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