これは明治時代の台所の写真。
見てわかる通り、ほとんど地面に座って食材を切ったりすり鉢で潰したりしています。
いまではキッチンで立ってやるようなことを、このようにしゃがんだ姿勢でやっていたというのは驚きですね。
これは自然と足腰が強くなるはずだし、何より「立ったりしゃがんだり」という、生きていくうえで基本となる動作が苦も無くできるようになるわけです。
今の日本人はこれと同じようにはできなくなっていますが、まだ畳や床に座る文化が残っています。
それは体の強さという部分でも文化的な強みであると思うし、無くしてはもったいないものだと思います。
皆さんもぜひ、なるべくで良いので地面(床や畳など)から立ち上がる動作を生活の中でやっていきましょう。
いきなり無理をするとケガをしたりやるのが嫌になったりするので頑張りすぎないでください。
しゃがみ方や立ち上がり方は講座でも直接お伝えしています。
しゃがむのが嫌じゃなくなるような動き方を身に付けていきましょう^^
※写真は明治時代に横浜を拠点に活躍したイタリア人の写真家アドルフォ・ファルサーリ氏によるもの。
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