『誰にでもわかる、当たり障りのないこと』ではなくて、『自分にしかわからない気持ち』『自分にもよくわからない感情』こそ、外に出そう。
それは言葉としては出ないかもしれない。
いつでもできるものでもないかもしれない。
その人にしか持ちえない感情や感覚、思考こそ、善悪は別にして本当のことであり、少なくとも他人へ危害を加えるようなものでない限りは、表現して悪いということもないはず。
むしろそういった『固有のもの』はみんなが持っているのであり、そういうものこそ深く共感できたりするのだと思う。
『悪意』は別としても、『悲しみ』や『辛さ』は我慢するより出してあげた方が良いと思います。
「悲しみには人を癒す力がある」
これは作家・写真家の藤原新也氏の言葉です。
それはちょうど、この歌のような感じなのかもしれません。
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