頭痛と祈り

ちょっと前になるんですが、講座に行く直前に偏頭痛になった時がありました。

偏頭痛は中学生くらいの時から時々なるもので、僕にとってはさほど珍しいことではないんですが、講座の本当に直前になるのは初めてだったかもしれません。

偏頭痛の症状が出始めると視界の一部が欠けたりするので、車の運転ができなくなります。

「これは本当に行けないかもしれない」と思うほど視界が欠けてきて、中止の連絡をしようと決意しかけました。

しかし、みんな楽しみにしてくれてる講座だし、僕自身もとても楽しみにしていました。

「絶対に開催したい」という気持ちが変わることはなかったので、できるかはもちろんわからなかったけど、本気で、自力で治そうと決意しました。

普通はすぐ治るなんてことにはならないもので、少なくとも数時間は眠らないと治りません。

でも、「これから講座を行う間だけ大丈夫であれば良いから」と思いながら、本気で集中することにしました。

その時真っ先にやりたくなったことは「手を合わせて祈ること」でした。

なぜそうしたくなったのかは自分でもわかりません。

そうしている数分の間、頭の中で起きている現象(症状)が、時間をかけて次第に落ち着いていくように「感覚を誘導する」というようなことをしていました。

無理矢理抑え込むでもなく、かといって放置するでもなく。

ただ静かに、本気で祈るように。

その後は首の角度をずらしたりしながら少しずつ動きたくなり、ゆっくりとした舞が自然発生していきました。

すると、普段はすぐに治まることのない症状がほぼ消えていき、視界も正常に戻っていきました。

舞のおかげか祈りのおかげか、はたまたただの偶然かはわかりませんが、普段は起こるはずのないことが起こり、そのおかげで、少し時間には遅れましたが無事講座を開催することができました。

今回のことは、「覚悟を決めて本気となる」ことで普通ではありえない力を発揮し得ることを教えてくれたように思います。

そのためには「絶対にこうしたい」という心からの気持ちがあればこそだということも感じました。

そういうふうに思わせてくれた皆さんには本当に純粋な感謝しかありません。

これからも楽しい講座をやっていきたいと、あらためて思いました。

今後もいろいろあるかもしれませんがどうぞよろしくお願い致します。

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