今日は東静岡にて『新人Hソケリッサ!』という、路上生活を経験した方々によるダンスパフォーマンスを観てきました。
これは『ダンシングホームレス』という映画を見た知人が僕に情報をくれて知ったものでした。
その予告編をyoutubeで見たところすぐ、出演している人の動きが「嘘や作り物ではない動き」と感じました。
僕は洗練された高度な動きや表現ももちろん好きですが、上手さとか技術などは全く関係の無い『生』の動きというものの方がダイレクトに胸に迫るものがあったりします。
なにかを学んでしまうと、それを考えた人の「コピー」になってしまうことは避けられないことだと思います。
学ぶことが「良いか悪いか」という問題ではなく、「なにかを学ばなければなにもできない」とは思わないで欲しいと、こういった動きや表現を観ていて思います。
その人から出てくる動きは、どうやったってその人にしかできないんです。
それは動きだけでなく、言葉や声、表情、絵や文字、アイデアなど、全ての物がそうで、それをもっともっと大事にした方がいいんじゃないかなと思います。
その自分の感性に基づいて、学びたいと思うものを学んだりすることがいいと思うんですよね。
そんなことを思いながらいつも講座をやってるので、本当に気軽に自分のペースで来てくれるのが一番嬉しいです。
明日はまだお一人だけ滑り込めますので、ご縁のある方はぜひどうぞ。
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